ピアニストSiNGO

Behringer X AIRインプレッション


日本国内、そして海外からも絶賛される新しいピアニスト

【プロフィール】
独創的なセンスと卓越したテクニックでピアノを弾き、作曲からディレクションまで行う。ピアノのみならずCongaやBata-Drums等のバーカッションにも精通しており、SanteriaやRumba等のAfro Roots Musicに対する造形も深い。Tumbao(トゥンバオ)と呼ばれるラテンピアノ奏法のエキスパートであり、彼の独創的なスタイルは、共演した国内外のアーティスト達より高い評価を受けている。2007年に1年間のキューバ居住を皮切りに海外往来を続け、現在はピアニストとしてのソロ活動に重点を置き、国内外で精力的に活動を展開している。キューバではtimbaの創生者達、Klimaxのヒラルド ピロート、アデル ゴンサレス(Irakere)、フェリシアーノ アランゴ(NG la banda)他、本場のトップミュージシャンと共にレコーディングをし、日本人にも関わらずセルフディレクションするという、世界初完全オリジナルのファーストアルバムを作成中。
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ピアニストSiNGO Live

■ Behringer X AIR 検証

2015年11月15日(日)セルリアンタワー東急ホテル39階タワーズサロンにて行われたLiveにて【Behringer X AIR】の検証を実施していただきました。
セルリアンタワー東急ホテルは都内主要エリアに抜群のアクセス渋谷駅から徒歩5分。地上145Mの眺望を誇る39階タワーズサロンは、プライベート感を味わえる会場です。
Liveは、美しい東京の夜景眺望のフロアーの中、上質な独特の空気感に包まれたすばらしい演奏でした。ジャズやフュージョンなどの要素を贅沢に盛り込んだキューバ音楽が渋谷の夜空を彩ったという印象です。古典的な音楽を最先端のテクノロジーがサポートするLiveはセンセーショナルで実に画期的なサウンドでした。
セルリアンタワー東急ホテル 39Fタワーズサロン »

■ セルリアンタワー東急ホテル39Fタワーズサロン Live

ピアニストSiNGO Live
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■ 音楽歴について

幼少からPianoを始め、クラシック以外にもジャズに親しんでいました。小学6年からはラテン音楽に出会いサルサ、ラテンジャズなど多様な音楽に惹かれていきました。高校時代にはキューバ・ニューヨークを訪ずれ、現地の音楽の洗礼を受けました。

■ ラテン音楽の魅力

ラテン、サルサの中で、私の音楽をより細分化カテゴリーで表すとtimbaティンバと呼ばれています。ラテン音楽は比較的様式美、パターン音楽なのですが、このtimbaはラテンでありながら、型にハマっていないのです。一言で表すのであればジャズ、フュージョン、更にはEDMなど、他のダンスミュージックまでも内包し、吸収してしまう、自由度が非常に高い音楽です。今回の4人編成はこのティンバナイズされたラテンジャズのスタイルになります。リズムがタイトでピアノやウワモノ楽器も全て打楽器の要素が入り、織物のようにリズムが重なり合う、極めて緻密な音楽ですね。そこが、イコール大きな魅力です。

■ 当社を知った理由

以前からよくインターネットで楽器を購入に関連のオンライン店を利用していました。そこで、XR18に興味を持ち、ネットで検索した際にホットラインミュージックを知りました。

■ X AIRに興味を持ったきっかけ

ラテン音楽の本場はキューバ、中南米、そしてニューヨークです。勿論その本場スタイルの演奏もしますが、本来の私のスタイルは日本でメジャーなPopsの要素をもミクスチャーしている新しい音楽なのです。ツアー等、数多くのLIVE演奏を行っているのですが、やはり日本では珍しいジャンルの音楽なので、なかなかLIVEのミックスに満足できない状況が続いていました。ロック畑のエンジニアさんにジャズトリオのミックスをお願いすると、それはそれで素晴らしいのでしょうが、やはり何か違う、となる事が多いでしょう。ましてラテン音楽、ティンバなど聴いたことも無いエンジニアも多いと思います。私は楽曲製作も行っていますが何時からかLIVEでもRecordingクオリティー、つまり自分自身のMixバランスでお客さんに演奏を楽しんでもらえないかと考えるようになりました。海外での演奏も多いですが、可搬性も高いので、オーディオインターフェイス代わりに、持参して現地でのリハや簡易レコーディングに使いたいですね。とても魅力ですね。

ピアニストSiNGO Live
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■ 検証のシチュエーション

まずは、都内有名ライブハウスに長年在籍したエンジニアに依頼して、高崎シティーギャラリーコアホールで試したのが最初です。この時はYAMAHAのLS9-16と一緒でしたが何の問題もありませんでしたので、お越し頂いたセルリアンタワー東急ホテル39階タワーズサロンのライブで2回目の検証を行いました。エレクトリックピアノ、ボーカル、エレクトリックベース、パーカッション+ドラムセットという編成でしたが、MacBook Pro上でPro Toolsやkontaktを走らせました。オーディオインターフェイスとしても利用できるのですね!USB接続しPro Toolsやkontaktを走らせましたレイテンシーもさほど気になりません。

■ 率直な感想

コストパフォーマンスが非常に高いのは勿論の事、べリンガーの小型ミキサーを所有していますが、音質の印象は良い意味で完全に裏切られました。MIDASデザインと聞いて納得しました。全チャンネルに搭載されているEQやコンプの効きも良く、MACBOOKPRO上ではストレス無く操作可能です。エンジニアの方はフィジカルコントローラーが欲しいなと感じるかもしれません。やはり、アナログのように直感的に感覚で操作したいと思う場面は多くあったので。出音についてはしっかりMIDASらしい、力強い音圧を感じました。全てのバスにコンプやGEQがインサートされているので、出音を自分の好みにする事もできますし、モニターや、会場のハコ鳴りを手軽にチューニングできます。アウトプットのルーティングも自由度が高く、物理アウトプットの多さを有効活用できます。エフェクトですが、リバーヴ、空間系が何より4系統出せるのは便利です。プリセットが無いのも潔くて私は好きです、定番ハードウェアを模したGUIが目的のエフェクトを創造させ即戦力になります。Live用途がメインでしたが量より質や使い勝手の良さを感じました。階層も浅いので、マニュアルを読まなくても、操作可能でした。DAWを使いこなしている方ならば簡単に操作できるはずです。また、出音にしてもエフェクトにしてもMacBookやiPadなどで、ケーブルを気にせず、箱の隅々に至るまで歩き回り、自分自身のポイントから確認ができるのは本当にありがたいです。箱の形状や広さによっては音場が相当変わるので重宝します。

ピアニストSiNGO Live
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■ コストパフォーマンス

”信じられない”というレベルです。この音質でこれだけの高い利便性であれば3,4倍してもおかしくないです。革命的な製品だと思っています。

■ 最後に

昨今、ライブミキサーはアナログからデジタルが主流に、デジピやアンプ類も非常に軽量でコンパクトになり、セッティング時間も短縮されてゆきます。ライブ前のサウンドチェック、リハーサルは、時間との戦い、脳内リソースとのせめぎ合いです。機材の進化で、楽をするのではなく、私はそこで節約できた時間は出音やモニターに注ぎ、エネルギーをよりステージのパフォーマンスに向けられるチャンスと捕らえています。 自宅のプリプロスタジオでエンジニア的な領域まで仕事が統合されてゆくように、これからのライブでは、アーティストが出音にまで拘るようになるのかもしれません。
自分の音に拘りを持ちたい方におススメしたいです。エンジニアではなくミュージシャンという立場からもです。X AIRを買い足したところで全く荷物が増えないので煩わしさもありません。ノートパソコン1台分+αになるだけです。できればいますぐ、ホットラインミュージックのShowroomを予約してください(笑)